開店祝いに贈る花の選び方
お店の開店祝いに花を贈ろうと思ったとき、どんな花を選べばいいか迷ったことはありませんか?
花屋の通販で開店祝い用のカテゴリーがありますが、花がたくさん並んでいるだけで一体どれを選んでいいのかわからなくなることがあります。
鉢植えの花がいいのか、入れ物つきのフラワーアレンジがいいのか。
花の大きさや種類、色、そして値段はどうすればいいのか。
この値段で少なくないか、小さく見えないか。などなど。
開店祝いの花には相場やマナーもあるので、事前に調べるだけでも大変です。
このページでは、開店祝いに花を贈るときに失敗しない選び方をまとめてみました。
開店祝いに人気の花を選ぶ
人気順に花の種類を紹介します。お店の形態や好みの色などで選ぶことができます。
スタンド花
開店祝いに最も人気があるのはスタンド花です。
お店の前に飾り、華やかに演出してくれることから、飲食店から販売店まで多くの開店祝いに人気の花です。
お祝い花の中では最も大きいサイズになり、とても目立つことから、お店の開店を周囲に宣伝してくれる役割もあります。
お店が開店したことをアピールできるので、贈って喜ばれる人気の花になります。
・高さ約2メートル前後、横幅約90センチ前後
・値段は15000円~2万円程度が相場
胡蝶蘭
スタンド花の次に人気があるお花は胡蝶蘭です。
鉢植えタイプの胡蝶蘭はスタンド花とは違って日持ちが良いのが特徴です。
最後の花が枯れるまで2ヶ月~3ヶ月程度は長持ちします。
サイズ的にはスタンド花の半分程度になりますが、お店の前にスペースがない場合や、より長くお祝い花を飾って開店をアピールしてもらいたいときに選ばれています。
・高さ約1メートル前後、横幅約80センチ前後
・値段は15000円~3万円程度が相場
フラワーアレンジメント
胡蝶蘭の次に人気なのがフラワーアレンジメントです。
フラワーアレンジメントの特徴はサイズです。お店の外でも中でも飾る場所を選んで置くことができます。
値段によって大きくも小さくもできるので、開店のお祝い花として贈りやすい人気のタイプです。
入れ物付きなので花束と違って花瓶に移し替える必要がありません。届いてそのまますぐに飾れるので喜ばれています。
値段的には、気持ちだけ贈りたい3000円~5000円程度から、相手に気を遣わせない5000円~8000円程度、胡蝶蘭と同じサイズにもなる1万円~15000円程度などがあります。
・高さ約20センチ~1メートル前後、横幅約30~60センチ前後
・値段は5000円~1万円程度が相場
相場
開店祝いの相場は、自分と相手との立場で考えるのが一般的です。
家族・親戚向け:5000円~1万円
知人・友人向け:5000円~15000円
取引先向け:元請け:15000円~2万円、下請け:1万円~15000円
顧客向け:2万円~3万円
マナー
花の色を選ぶときは開店するお店によせた色味を選ぶと喜ばれます。
カフェなら黄色やオレンジなどの落ち着いた暖色系、中華店なら赤やピンクなどのお祝い色。
飲み屋さんなら色ミックス系の目立つ色、クラブなら白系やワイン紫系の大人っぽい色。
お店の雰囲気と同じイメージの色でお祝い花を贈ると喜ばれます。
開店祝いにNG(タブー)の色として「赤」と言われていますが、相手が好む場合やお店に合わせた色であれば問題ありません。尚、中国出身の方へのお祝い花としては「赤系」が最も喜ばれます。
開店祝いの花まとめ
人気順:「スタンド花」「胡蝶蘭」「フラワーアレンジメント」
値段順:「胡蝶蘭」「スタンド花」「フラワーアレンジメント」
サイズ順:「スタンド花」「胡蝶蘭」「フラワーアレンジメント」
日持ち順:「胡蝶蘭」「スタンド花」「フラワーアレンジメント」
色の選び方は開店するお店に合わせたものが喜ばれます。
お花の大きさは値段が上がればその分大きくなると考えましょう。少額の花なのに「大きめに作って」とリクエストするとバランスの悪い仕上がりになることがあります。
相場は相手との関係で変わるので、今後のことを考えて相場以下にならないように選びましょう。